実績 Works


Project Story

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等級4を標準仕様にしている方が、簡単に、コストを掛けずに標準化できるか。今後2020年には省エネ法が義務化され、認定低炭素の性能に近いものが求められるので、標準化していきやすいようにしていく。

住宅会社様からの依頼

どの位の仕様UPで低炭素が適合するのかが知りたい。

認定低炭素住宅制度により新しい数値計算や申請など、専門的な知識や費用・手続きが必要となることから、どの位の仕様UPで低炭素が適合するのかを知りたい。U値計算を含めて、どの位手間がかかるのか?どうすればコストを最小限に対応可能なのか提案してほしいと依頼を受けました。

課題への取り組み

なるべく現状の標準仕様を適用する。

仕様規定では、開口部等の面積に制限はないが、当然ながら開口部と壁の断熱性能を比べると、一般的には開口部の方が約10倍位性能が悪くなるため、面積のルール化を図り、コストをなるべく上げないで適合させることを目的に、現状の標準仕様とできるだけ変わらないもので提案しました。

実施の成果

意外に簡単に標準化できる“気付き”を提供できました。

認定低炭素住宅のメリットの第一が、各種税金の優遇を受けられること。住宅ローン減税は長期優良住宅と同水準、登録免許税についても一般にくらべて引き下げられる措置がとられています。だからこそ難しいと思われがちな「認定低炭素住宅」ですが、上手に対策すれば案外簡単に実現が可能。事実クライアントも「こんなに簡単にできるとは思っていなかった」「等級4とさほど変わらない」予想外の適応に驚いていらっしゃいました。

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