ゼロエネ住宅適合申請のための、熱損失量(Q値)や一次エネルギー消費量を計算。書類作成まで一貫しておこなう。
住宅のネット・ゼロ・エネルギー化に向けた補助金制度が始まったことを受けて、ゼロエネ住宅づくりに挑戦された依頼主の工務店様。ただし計算が複雑で、昨年までの“ゼロエネ住宅”のやり方では、申請が適いませんでした。そこで新しいゼロエネ住宅基準への適合、、風向や気候など地元の環境条件を計算した上で、間取りや素材の提案から、トータルにサポートして欲しいと当社に依頼が入りました。
当社では、まずゼロエネ住宅の基準に適合するために独自の計算方法が規定されており、内容によって計算シートが異なっていたり、数値の参照先がわかりにくい状況でした。これをまず、計算をスムーズに行えるよう計算シートを整理するところから着手。計算以外にも、ゼロエネ住宅として提案する住宅と省エネ手法の資料、申請図書一式を作成を要しましたが、クライアントに負担をかけないよう、最小限の情報で資料作成をおこないました。
複雑な計算を要するゼロエネ住宅を、計算式を整理することで国交省が定める基準をスムーズにクリア。また、不必要に資料のご用意をお願いすることがなかったため、「面倒なこともなかった」と、ゼロエネ住宅のトータルサポートを提供することができました。